前回のつづき。
さて、我々(1名)は、
いよいよ本丸の
吉見百穴の調査に
乗り出した。
百穴はなんと上ることができる。
ただし、階段がかなり急だ。

バリアフリーの限界を感じる。
私がひいこら言いながら、
階段を上っていると、
小学生がすごい勢いで
上がって来た。
そして、あっさり
私を追い抜いて行った。
この身のこなし・・・
まさか縄文人の末裔か?
いや、私もそうだな。
自分はもう子どもでは
ないんだという実感を
植え付けられた。
それにしても、
本当に階段の傾斜が激しい。

ここまで読んで、
滑って転んで死んでしまったら
どうしようと不安になった方。
安心して欲しい。
例え死んでもここは墓場。
すぐに埋葬してもらえる。
産地直葬だ。
それに埴輪も応援してくれている。

何も心配はいらない。
こうして何とか頑張って
頂上に上り切れば、
なんと新しい説明がある。

そう、ここまで登って来た
勇者にだけ明かされる新情報が!
RPGをやったことがあるなら
わかる通り、こういう場所には
重要なメッセージが隠されている。
魔王を滅ぼす聖剣の在処(ありか)。
空を駆ける飛空艇の行方。
謎の疫病を癒す薬の作り方。
物語を大きく動かす鍵が
秘められていることは必然である。
その前にまず昨日の説明を
熟読して欲しい。
そうじゃないと、
新しい情報の価値はわからない。

5分間時間を取ろう。
よーく読みこんで欲しい。
・・・
・・
・
どうだろう?読み終えただろうか?
では、新しいのはこちら。

もう5分取ろう。
熟読して欲しい。
・・・
・・
・
読み終えただろうか?
さぁ、ではご一緒に!
「「全部同じじゃねーか!!」」
つづく
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