だいたい日刊 覇権村

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吉見百穴に行ってきた!その6

前回のつづき。

 

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百穴に上るまでは、
階段が急で大変だった。

 

だが、下りの階段は意外に緩やかだ。


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行きは辛くて帰りは楽。

 

通りゃんせとは反対だ。

 

そういえば通りゃんせって
どんな話だったか。

 

ディテールがよく思い出せない。

 

たしか行きは道を教えてくれた
おばあさんが、帰りは
アークデーモンに変身して
襲いかかってくる話だった気がする。

 

童謡というのは、
恐ろしいものである。


下まで降りてくると、
様子の違う穴があった。


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どうやら地下軍需工場の跡地だそうだ。

 

恐らく、このダンジョンのボスは
ゼロ戦ゾンビとかだろう。

 

どれ、ちょっと覗いてみるか。


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ヒョォォォォォ・・・・(冷たい風)


あ、無理。

 

このダンジョンは私には早すぎるようだ。

 

私は素早く撤退した。

 


別の穴にはヒカリゴケの群生地があった。


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このヒカリゴケというのは、
太陽光を当てると光る陽気なコケ達だ。

 

きっと前世はクラブでフィーバー
していたような人々だろう。

 

しかし、前世でやんちゃしすぎて、
今世ではコケまで落とされたんだと思う。

 

今世は観光客を楽しませて徳を積み、
来世ではまた人間に戻ってきて欲しい。

 


さて、このように歩き回り、
不思議に思ったことがある。

 

それは10代くらいのヤンキーの客が
結構たくさんいることだ。

 

ここに来た日はちょうど8月15日。

 

お盆である。

 

なぜこんな日に訪れるのだろうか。

 

この辺のヤンキーは、

 

「オレ、ワルだから

親戚の集まりサボって、
吉見百穴に来ちまったぜ!」

 

みたいな粋がり方をするのだろうか。

 

もしくはヤンキーそうに
見せかけてはいるが、
根は真面目で、
自由研究のために来ているのだろうか。

 

どちらにせよ平和な町である。

 

住みたい。


つづく

 

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