人生において、
祝辞を述べなければ
ならない機会がある。
校長先生ならば、
卒業式の時に気の利いた
ことを話さねばならない。
大学総長もそうだ。
社長ならば新入社員に
これからの生き方を
示さなければならない。
このブログの読者の半数は、
上記のような立場に
あることが確認されている。
そんな重要な機会に
スピーチをする時、
とても便利な軟体動物がいる。
それがタコだ。
見てほしい、
この躍動感あるタコを。
これなら何でもできそうじゃないか。
巣立っていく学生には
こう言うといい。
「君達はこれから
この狭いタコつぼから
広い外洋へと羽ばたいて行くんだ」
「このタコのように」
新入社員へはこうだろうか。
「君達はどんな困難な
物事に対しても、
柔軟に対応してほしい」
「このタコのように」
「もしやるべきことを
見つけたら、
素早く取り掛かってほしい」
「このタコのように」
そうしてタコのようにした後は、
ゆでダコにしたり、
タコ焼きにしたり、
煮るなり焼くなり
好きにするといい。
タコのようになった諸君は
覚悟されたし。