だいたい日刊 覇権村

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将棋の長考で考えること

今日は将棋の話になった。

「将棋の長考ってあるじゃないですか。

あれってどういうこと考えているんですか?」

という質問をされた。

将棋についてルールすら
何一つ知らないこの私が答えよう。

プロ棋士ともなれば、
1手、2手先を読むだけでは
十分ではない。

10手、20手先まで長期的に
考える思考力を持っている。

そうした長いスパンの
予測能力を持つ人間が
考えることは何だろうか?

それほどの者が
長時間考えるのだから、
その内容は数年数十年の先
まで見通すに違いない。

「この対局終わったら何食べようかな~」

などと考える棋士は、
思考が近視眼的すぎて
プロ失格と言えよう。

本当のプロならば、
こう考える。

「やはり棋士たるもの
庭付き一戸建ての家が欲しい。

3LDKが望ましいが、
できれば4LDKを目指したい。

ローンはどうしようか。

このまま昇段して給料が上がれば、
10年ローンで行けるかもしれない。

だが、事はそう都合よく
いくものでもない。

安全策を取って、
25年ローンを組もう。

俺はプロ棋士なんだ。

ちゃんともしもの時にも備えよう。

そうだ、マイホームを買うからには、
家族も必要だ。

しかし、俺は独身だ。

まずは配偶者を見つけなければ。

配偶者はどこで探そうか。

今流行りのマッチングアプリでいくか。

まず最初に会う1人2人は様子見だ。

ここで経験値を稼ごう。

そして、3人目で本格的に交際を始め、
うまくいけばその人と入籍しよう。

子どもは3人ぐらい欲しい。

1人目は大切に育てたい。

名前は将棋にちなんだ名前がいい。

最初は娘がいいな・・・。

生まれてきた子が
女子なら王将、
男子なら歩兵と名付けよう。

2人目までは3年ぐらいは欲しい。

2人目の名前は・・・」

などと対局中にマイホーム購入から、
家族計画まで考えられ、
4人目ぐらいの子どもの名前まで
考えられるようになってこそ
本当のプロだ。

これにプラスして、
夫婦生活がうまくいかなくなった時の
離婚調停や親権の問題、
さらには自分が引退後に入居する
介護付き老人ホームのことまで
考えられるようになると、
竜王の称号が見えてくる。

プロ棋士はすごいんだぞ!

私は以上のような答えを用意した。

相手は

「なるほど~」

と感心していたが、別の人に

「なるほど~じゃねぇよ。
将棋界に謝れ」

とツッコまれたので、
この場を借りて将棋界で
活躍されている方々に
心よりお詫び申し上げます。

 

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