今日は知人から蔵王に
スキーに行った話を聞いた。
「奇遇ですね！
ちょうど今度蔵王にスキーに
行く予定なんですよ！」
と答え、話が盛り上がった。
ちなみに私の言う「今度」とは、
ここ50年以内という意味である。
死ぬまでに1度くらい行くかも、
の婉曲表現で上記のような言葉になる。
思い返すと、スキーは
1度しか滑ったことがない。
あれはたしか中学の時か。
学校でスキー教室というのがあった。
あの時はスキーが下手だった。
止まり方もわからず、
お友達に追突して止まるという
独自のスキー法を編み出した。
これはカミカゼスキーと呼ばれ、
教室が終わってからも数日間は、
友達との間に物理的にも心理的にも
距離が発生した。
あとはゲレンデで流されていた
BGMが良かった。
そのBGMはありありと思い出すことができ、
その内にいくつかは今でもよく聞いている。
リフトに乗るのも面白かった。
その時の気持ちもありありと思い出せる。
スキー中の記憶はほとんど残っていない。
きっとスキー同様に
どこかへ滑り落ちてしまったのだろう。
