時計の電池が切れたので、
単4電池を買ってきた。
しかし、案の定、
電池のサイズを間違えた。
時計は単3電池で動くタイプだった。
この単3、単4電池混同問題は、
古事記の時代から指摘されている。
こうした間違いが起きるから、
過剰な資源が失われ、
森林伐採も進み、
地球環境が悪化していくのだ。
これまで私は何度も
この問題に取り組んできた。
単3電池が必要な時は、
ずっと単3単3単3と
頭の中で唱え、
4歩あるくといつの間にか
単4単4単4と唱えることになった。
また、
「絶対単4が必要だ!」
という確信があって買っても、
相手もその裏をついて
実は単3だったりすることもある。
電池を買うという行為は
常に化かし合いだ。
いかに敵にこちらの意図を
悟らせずに、電池を買えるか。
それが全てである。