もう4月も半ばだ。
周りを見渡すと、
桜はすっかり散り落ちてしまった。
だが、それと入れ替わるように、
芝桜が咲き始めた。
芝桜とは、芝生のように咲き乱れる
桜めいた花だ。
ところで、私は芝桜には詳しい。
これまで私は芝桜の研究に、
かなりの時間をかけてきた。
具体的には、ググったり、
Wikipediaを見たりして、
15分もの歳月を費やしてきた。
今日は特別に、その道15分のプロである私が、
芝桜の種類を紹介しよう。
・ダニエルクッション
一番よく見かけるあのピンク色の芝桜。
この時期、うつむきながら歩いていると、
たいてい視界に入ってくるやつである。
この品種を大量に植え、
観光客を呼び寄せる場所も増えている。
私もそれを見るために、
こちらの記事を見て欲しい。
https://www.buddha01.ooo/entry/2017/05/23/202635
名前の由来は、クッションのように
ふわふわとしていることから来ている。
ダニエルって誰だ？
ダニエルクッションより淡いピンク色の芝桜。
ヨーロッパから来た品種だ。
オータムと言っているが春に咲いているし、
ローズと言っているがバラでもない。
どことなく信用できないところが長所の芝桜だ。
・リトルドット
小ぶりで白色の花を咲かせる芝桜。
ピンクに疲れてきた時に嬉しい。
葉がとても強く、
花が散ってもずっと枯れずに残る。
・多摩の流れ
ユニークな名前の日本産芝桜だ。
色はちょうどピンク色と白色の中間。
このどっちつかずなところが、
我々日本人のソウルに響く。
・モンブランホワイト
昨日食べたモンブラン、おいしかったなぁ。
・シヴァ桜
古代インドの破壊神シヴァ神の名を冠する芝桜。
その破壊力は驚異的で、
1本植えると半径50メートル以内の植物は、
灰燼と化す。
しかしその灰の中からは、
新たな緑の芽生えが始まる。
そう、シヴァ神とは、
破壊と同時に再生をも司る神。
芝桜の終わりと同時に始まりなのだ。
