先日、風邪を引いた話を書いた。
もしかしたらあれはコロナだったかもしれない。
友人と会った後から調子を崩したが、
その友人がコロナだったのだ。
だが、もうすっかり治ってしまったので、
あれがコロナだったのかどうか、
それを確かめる術はもう無い。
きっと歴史の謎として永遠に
語り継がれることはなく、
恐らく3日ほどしたら
忘れ去られていると思う。
でも、もし人からコロナに
かかったことがあるか聞かれたら
こう答えようと思う。
コロナ陽性だったかもしれないし、
コロナ陽性じゃなかったかもしれない。
完璧な陽性なんて存在しない。
完璧な絶望が存在しないようにね。
村上春樹だったらそう言うはずだ。