だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

どうぶつの森攻略法 その7 どうぶつ達との別れ

 

どうぶつ達との生活も

だいぶ長くなった。

彼らが欲しがる物を渡し、

対価となる金品をもらう。

資本主義である。

そして私は虫取りや釣りをして、

彼らの欲する物をかき集めた。

だが、最近はその手間が面倒になり、

ブローカーから安く買いつけるようになった。

その上、どうぶつ達の会話も

なんだか面倒になり、

相手の話を遮って物を渡す始末だ。

 

要するに、飽きたのである。

そろそろ私も引退を考えなければならない。

それにただ飽きただけではなく、

このままこの森にいたら

手遅れになる。

その理由は写真を見てくれれば

わかると思う。

 


f:id:buddha01:20171220234844j:image

理由その1 体のどうぶつ化が始まった。


f:id:buddha01:20171220234854j:image

理由その2 釣った魚より目が死んでいる。


f:id:buddha01:20171220234913j:image

理由その3 時々どうぶつと融合する。

 

ここにいたら私もどうぶつになってしまう。

一刻も早く脱出せねば。

しかし、こんなことにはなってしまったが、

最初の頃はとても楽しかった。

そこで今日は自分のキャンプ場を見ながら、

楽しかった記憶を振り返って行こう。

それでどうぶつ達とはお別れだ。


f:id:buddha01:20171220235015j:image

寝室

恐らく一番多く利用した場所だと思う。

多くのどうぶつ達が訪れ、

ここに宿泊していったものだ。

しかし、苦しそうにしている

どうぶつ達も時々いた。

きっと簡素なベッドのせいで

旅の疲れが取れなかったのだろう。

もっと良い祭壇にしておけば

良かったなぁと後悔もしている。


f:id:buddha01:20171220235033j:image

個室

どうぶつ達のために作った部屋だ。 

この部屋にはちょっと自信を持っている。

なにせプライバシーは守られ、

保温性も高いのだから、

言うことなしだろう。

きっと喜んでもらえたと思う。

 
f:id:buddha01:20171220235754j:image

キッチン

新鮮な食材を使って、

よく来客にバーベキューを作ったものだ。


f:id:buddha01:20171220235810j:image

どうぶつ達にこの部屋を

見せることはなかったが、

バーベキューはとても楽しんでくれた。

 
f:id:buddha01:20171220235329j:image

バーベキュー部屋

キャンピングカーの中に作った部屋だ。

だが、不思議なことに

ここには嫌いなどうぶつを

呼んだ記憶しかない。

思い出とは時にそういうものだ。

しかも、毎回、目を話した隙に

キャンピングカーごと消えていた。

きっと車を盗み去ったのだろう。

あんな連中とは手を切れて正解だった。

 
f:id:buddha01:20171221000127j:image

ベランダ

晩年には家庭菜園にも手を出した。

ここで取れた新鮮な野菜は、

どうぶつ達にもおすそ分けしたものだ。

野菜はとても人気で、

渡されたどうぶつ達は

みんなハッピーになった。

また、ここで取れた野菜は

なぜかとても高値で取引されたらしい。

私の自慢の菜園である。

 

こんなところか。

振り返って見ると

キラキラとした思い出達が

現れては消えていった。

とても良い思い出だ。

私は滂沱の涙を流しながら、

どうぶつの森をアンインストールした。

さらば、どうぶつ達!

次に会う時は食う者と食われる者だ。