だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

目に光を取り戻す方法

今日は証明写真を撮って来た。

マイナンバーカード用だ。

9月30日締切なのに、
撮りに行ったのは今日。

夏休みの宿題を最後まで
ため混んでいた小学生時代から
何もライフスタイルが
変わっていないことを
表している。


写真は駅前の
証明写真ボックスで撮った。

ボックスに入ると、
椅子がやたらと
高い位置にあった。

それに座ると、
頭が画面から突き抜けた。

私の前は一体どんな
座高の奴が来たんだ。

ダックスフンドみたいな
人だったのだろうか。


お金を入れてしまったので、
撮影までに制限時間があった。

制限時間内に
椅子を高速回転させ、
位置を下げるというのが
ゲームのルールだ。

時間をオーバーすれば、
写真には椅子を必死で
回転させている男の姿が
写され、ゲームオーバーとなる。


何とかこの最初の難関をクリアし、
無事撮影までこぎつけた。

写真は失敗がないように
3枚撮られる。

そして、その内の1つを
選ぶというものだ。

私は普段あまりしない
真面目な表情をし、
数秒ごとに3枚撮った。


1枚目

右目に光があるが、
左目が死んでいる。

これはダメだな・・・


2枚目

今度は左目は大丈夫そうだ。

だが、右目が死んでいる。

これもダメそうだ・・・。


3枚目・・・

・・・よかった!

両方とも目に光がある!

両目とも死んだ目だったら、
金をドブに捨てるところだった。


なぜ3枚目は上手くいったのだろう?

そのヒントは寿司にある。

椅子を高速回転させている時に
インスピレーションを得て、
回転寿司が食べたくなってしまった。


では、撮影のシーンを再現してみよう。

1枚目

(今日は疲れたな・・・)

カシャ!


2枚目

(ご飯作るのめんどいな)

カシャ!


3枚目

(そうだ!回転寿司食べよ!)

カシャ!


こうして両目ともに
生き生きした私が
写し出されたのだ。

もし躍動感ある
証明写真が撮りたければ、
寿司のことを考えろ。

そうすれば目に光が宿る。

死んだ目で撮りたいなら、
月曜朝の満員電車で
ドアの窓に映った
自分の顔を思い出せ。

 

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