上野の科学博物館でやっている
毒展へ行ってきた。
最近日常生活で
毒への耐性をつけなきゃな、
と思うことが多い。
毒展を消化することで、
抗体と血清を作ろうかなと思った。
博物館に近づくと、
周りにはかなり過激な
菜食主義者達が、
ドぎつい屠殺写真を飾り、
肉食即時停止を呼びかけている。
ショックを受ける親子連れも
少なからずいた。
会場から入る前から
毒が垂れ流されている。
生きて帰れるんだろうか。
会場に入ると、展示物には
かなり専門的な説明がなされていた。
化学式まで記されているのもあり、
とても勉強になる。
私はそれを熟読した。
私 「ほほう、シュウ酸カルシウム一水和物が
口の中に入ると、針状結晶が口内で
炎症を引き起こすのだなぁ」
数分後
私 「ま、要するに悪いものが体に
入ると良くないことが起こるってことだな!」
毒については大体の理解で
済ませることにした。
では、具体的な毒について見て行こう。
メロンソーダ
ナポリタン
ゆで卵
また、色んなハチに刺されてみて、
その痛みを評論する
毒ソムリエみたいな変態研究者がいた。
【プレゼント企画】
1つ問題を出そう。
このハチを見てほしい。
このハチに刺されたら、
一体どんな痛みがするだろうか?
ちょっと想像して、
感想を書いてみてほしい。
書けただろうか?
それでは正解。
「焼かれるような、むしばまれるような
痛みだが、どうにか耐えられる。
燃えたマッチ棒が落ちてきて
やけどした腕に、まず苛性ソーダをかけ、
次に硫酸をかけたような痛み」
だそうだ。
一字一句合っていた人には
レッドスターをプレゼントしよう。
つづく