だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

ぼくのかんがえたさいきょうのインターホン

インターホンについての情報収集を
始めてからもう3日になる。

そろそろ有識者からの提言をまとめ、
最強のインターホンについての
私見を述べたい。

ブッダガヤ兵器工廠 主任担当技官によれば、
インターホンには威圧型とステルス型がある。

威圧型は敢えてその兵装を全面に出すというものだ。

重機関銃、対人榴弾砲、ミサイルなどを、
誰の目にも見えるところに配置する。

そうすることが、敵がチャイムを押すのを阻む
大きな抑止力となる。

これはほとんどの来客に
有意な効果を及ぼすことだろう。

戦わずして勝つ。

それは古代中国の兵法家 孫子
最も高く評価する戦法だ。


しかし、問題もある。

その武装を見ても行けると踏み、
強襲をかけてくる猛者の存在だ。

こうしたタイプの来客には、
手の内を明かすことになり、
逆効果になる。

そこで、ステルス型の登場だ。

たとえ来客との戦闘が始まっても、
居場所がわからなければ、
一方的に攻撃を加えることができる。

一昨日、意見を公募した際も、
最も挙げる者が多かったのも頷ける話である。


兵装は、光学兵器か、実弾兵器かで、
意見が分かれるところだ。

光学兵器のメリットは、速射性と命中精度だ。

レーザーは速度も速く、真っすぐ直進するため、
命中精度が高い。

デメリットは電気代がややお高めになるところだ。


一方、実弾兵器のメリットは、
面制圧をしやすいところである。

重機関銃や炸裂弾を用いれば、
多数の来客を制圧することができる。

デメリットは、騒音被害が甚だしく、
ご近所との紛争を抱えやすいという点である。

ここらへんは皆の好みで決めていいと思う。


以上の通り、ステルス型で
武装のインターホンが、
最も敵に有効打を与える兵器だと
結論付けたい。


最後に、来客に対して、
このような攻勢に出る必要があるのか?
という至極最もな指摘に答えよう。

勿論ある。

アポなしの訪問者は
全て敵とみなしていい。

呼ばれてもいないのに来る奴なんて、
宗教か押し売りか新聞かNHKぐらいである。

いずれも金目当ての薄汚いハイエナだ。

そんな不浄な存在がインターホンを押すなんて、
宣戦布告行為以外の何物でもない。

問答無用で蹴散らしていい。

 

Follow @buddha0123