だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

どじょうを食べに行ってきた!

今日は友人のツトム氏と

どじょうを食べに行ってきた。

といっても、最初から

決めていたわけではない。

その場の流れで何となく

どじょうを食べることになった。

 

我々はこのようにうねうねと

流れに身を任せたどじょうの

ような生を送っている。

そういう意味では、

実質共食いのようなものだ。

 

どじょうのお店はこちら。


f:id:buddha01:20210801234502j:image

どぜうと書いてどじょうと読む。

店内はどじょう尽くしだ。


f:id:buddha01:20210801234528j:image



f:id:buddha01:20210801234552j:image

メニューも皿もどじょう。

しかし、店員さんはそんなに

どじょうっぽくなかった。

 

メニューはバラエティ豊かだ。

ツトム氏は意表をついて

クジラの唐揚げを頼んでいた。

 

私 「クジラなんてあんのか」

ツ 「そうだ。

シーシェパードの連中の顔を

この料理に叩きつけたい。」

私 「ああ、君は反・反捕鯨主義者だったな・・・・」

 

他にも謎のメニューがあった。


f:id:buddha01:20210801234629j:image

私 「ほねぬきって何だろう」

ツ 「食べると骨抜きになる。

永久に立ち上がれなくなってどじょうになる」

私 「こわい」

 


f:id:buddha01:20210801234655j:image

私 「こっちのうざくは何だろう」

ツ 「きっとうざいんだと思う。

店員がうざくなる」

私 「1200円出してやることか?」

ツ 「それでも足りなければダブルアップで。

2400円出してもっとうざくしてもらう。」

私 「こっちも相当うざい客だろうな」

 

ツ 「ごはんと卵だけ安いな。

これだけ頼んだらどうなるだろうな」

私 「すげぇ嫌味言われると思う。

お客さんどぜうみたいですわ~。

生きやすくてうらやましいですわぁ。

みたいな」

 

料理を待っている間、なぜか

最近まいた除草剤の話になった。

 

ツ 「この前、家の前に除草剤をまいた。

スグカレールみたいな安っぽい名前のやつ」

私 「奇遇だな、私もこの前まいた。

こっちはネコソギZみたいな

名前だったと思う。」

ツ 「安直すぎやしないか?

もっと教養ある名前の除草剤が欲しい。」

私 「どんな?」

ツ 「カルタゴとか」

カルタゴ・・・古代において地中海貿易を支配した強国。しかし、第3次ポエニ戦争後、ローマ帝国によって徹底的に破壊された。

 

私 「不穏すぎる。

コンキスタドールでいこう」

コンキスタドール・・・スペインによるアメリカ大陸征服者。アステカ文明等を徹底的に破壊した。

 

ツ 「あんま変わんなくね?」

私 「とりあえず破壊すればいいでしょ」

 

そうこうしている内に、

クジラの唐揚げが登場した。


f:id:buddha01:20210801234743j:image 

 

おばあちゃんの店員が説明してくれた。

 

店員「こちら、くじらになります。

給食が懐かしいでしょ?」

ツ 「いや、僕の時代は

もう出なかったですねー」

店員「そう?私の時代ももう

出なかったんですけどねぇ」

ツ 「あー、店員さん僕より若そうですもんね!」

店員「あらまぁ!」

私 「(何なんだ、この会話・・・)」

 

くじらの唐揚げはおいしかった。

思った以上に臭みがなく、

あっさりしていた。

私も反・反捕鯨主義者になりそうだ。

 

しばらくすると本命のどぜう丼が届いた。


f:id:buddha01:20210801234835j:image

これが実にうまい。

ところで、これを見て、

何か思い浮かぶものはないだろうか?

 

そう、ウナギの蒲焼だ。

味もほとんど同じだった。

 

皆さんもご存じの通り、

どじょうは成長すると、ウナギになる。

なので、ウナギを絶滅させたくなかったら、

たくさんどじょうを育てればいい。

守りたい、このおいしさ。

 

今日はどじょうという小さい魚から

鯨まで食べられたので、

地球上で泳ぐものはほぼ全て

コンプリートしたと言っていいと思う。