昨夜、寝る前に武士の本を
読んでいたせいか、
今日は鎌倉時代の夢を見た。
夢の中では私は御家人だった。
いざ鎌倉の掛け声の下に、
我々は鎌倉に集結し、
幕府の命令で遠征を行った。
火星へ。
承久の乱よりハードな戦い
となることは間違いなかった。
しかし、火星討伐の命が下っても、
周りの御家人は何の疑問も
持たずに馳せ参じていった。
火星では謎のクリーチャーと戦った。
何とか集団戦法にしなければ!
みたいなことを考えているさなか、
本国鎌倉でクーデターが発生し、
幕府が倒されたことを知る。
火星も征服できず、
幕府も守れない無情。
思わず泣き崩れるところで、
飛び起きた。
すべては幻であったことに安堵した。
夢でよかった。
もし夢でなければ、
これから亡国火星御家人として
生きていく他なかった。
いっそ滅亡した方がマシであった。
これからは寝る前に武士の本は
読まないようにしよう。
頼朝公にそう誓った。