だいたい日刊 覇権村

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プラネタリウムへ星を観に

先日、友人からプラネタリウム

チケットをもらった。

その際、こんなことを言われた。

 

プラネタリウムは1人で見に行くんだ」

 

何を訳のわからないことを言っているのだろう。

「歩く時は足を動かすことが必要」

レベルに当たり前の話である。

プラネタリウムは元々1人で見に行くものだ。

わざわざ言葉にする意味がわからない。

 

ともあれ、その数日後、

私はプラネタリウムへ行った。

 

館内には様々な展示があった。 

例えば、ワケあって火星に

住むことになった人達だ。


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生きては帰ってこれないだろうな・・・。

多分、船内で殺し合いが始まるパターンだ。

 


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こちらのアメーバ状の生き物は、

本館のマスコットキャラクターだ。

彼は場内の道案内を行ったり、

マナーの悪い客をお星様にする等の

任務を行っている。

プラネタリウムの実質的な支配者だ。

敵に回したら命はないと思っていい。

隣にある数字は、今日1日で

44人が星になったということだ。

 

開始時刻になると部屋が暗くなり、

プラネタリウムが始まった。

そして「銀河鉄道の夜」というタイトルが出現。

そしてプレイステーション1を彷彿とさせる

カックカクのポリゴン劇が始まった。 

 

「さぁ、鉄道の旅に出かけよう!」

 

いや、いい。

私は静かに星が見たいんだ。

私のことは放っておいてくれ・・・

 

そう念じたが、私は強制乗車させられ、

鉄道は発進した。

 

残念ながら、私は銀河鉄道の夜は、

読んだことがなかった。

内容もよくわからない。

 

困惑していると唐突にジョバンニとか、

カンパネルラなるものの話が始まった。

姿も現さない不審な生き物だ。

 

彼らがああだこうだ話しながら旅は進むが、

唐突にどちらかが死んで、

もう片方が絶叫して終わった。

 

「車内での絶叫は、他のお客様の

ご迷惑になりますので、ご遠慮ください」

と車掌さんに注意されると思う。

 

その後、銀河鉄道を下車し、

プラネタリウムは終わった。

 

あれ、星は?

 

 

 

 

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