今日は「ペットはいいぞ」
という話を周りの人達から聞いた。
確かにそうかもしれない。
そう思ったので、
帰りに熱帯魚屋に寄り、
活きのいいミジンコを買ってきた。
帰宅後、私はミジンコに
名前をつけていった。
お前はタマだ。
お前はミケ。
お前は花子。
お前は完顔阿骨打(ワンヤンアグダ)。
だが、数匹名付けたところで、
この試みは無意味だとわかった。
なぜなら、ミジンコの顔の
識別ができないからだ。
その上、総数が2千匹もいる。
入れ替わりも激しい。
なので、1人1人と向き合うのでなく、
もっと総体としてビジネスライクに
接して行こうと思う。
どのみち寿命が短いので、
あっという間に新しい世代に
なっている。
1匹1匹の死と向き合っていては、
心が持たない。
お互い深いところには立ち入らず、
ドライな関係でいこうじゃないか。
ペットとの付き合い方として
やや疑問が残るが、
楽しい共同生活が始まった。
明日から周りの人に
「ぶっだって何かペット飼ってる？」
と聞かれたら、笑顔で
「うん！2千匹ほど飼ってる！」
と答えていこう。
多分、何も突っ込まれないと思う。
