先日、友人の家に行った際、
文明についての話になった。
そこでお互いの文明観について、
深い議論がなされたと思う。
今日は文明について考えよう。
友 「聞いてくれ。
うちにもとうとう
文明の利器が導入されたぜ。
これは櫛って言うんだ。
これで髪をすけば、
寝癖も直るってもんよ。
どうだ?初めて見ただろう」
私 「それが文明の利器?
櫛なんて数千年前の遺跡から出土してるぞ。
縄文時代並だな」
友 「なんだと!」
文明観において
大きな見解の相違が見られた。
文明の衝突である。
その後、衝突を繰り返しながらも、
食事を一緒に取った。
友 「水がうめぇ」
私 「ああ、水は良い。
おいしい。
毎日飲んでる。
昨日も飲んだ。
明日も飲む」
友 「そう、水は良い・・・」
私 「水・・・」
水は大事。
それは異なる文明においても変わらない。
ここに新しい知見が得られた。
異文化理解の芽生えである。
その後も議論は続いた。
友 「最近、鏡も新調したんだ。
これは縄文時代にはないだろう?」
私 「ふざけるな!
三角縁神獣鏡があるではないか!
うちにだってちゃんとある!
縄文時代をなめるな!」
友 「お前も縄文人じゃねぇか!」
最近、土偶も買いました。
やはり縄文文明は最高だ!