前回の続き。
その後、私はなんとか宿泊先にたどり着いた。
そのホテルがとても良かったのだが、
それはまた次回に書こうと思う。
ホテルに荷物を置いて出た後、
私は北海道での用事を早々に済ませた。
北大(北海道大学)は広かった。
ただただ広大な大地だった。
北海道の大部分は北大なのではないか。
そう錯覚するほど広かった。
こんな場所で生活したら、
きっとのびのびとした元気な子に育つことだろう。
とても良い場所だ。
私も生まれ変わったら、
北大生になりたいなと思った。
しかし、外で吹雪いているの見て、
絶対こんなところに生まれたくないなと思った。
次に私はクラーク像を見てきた。
「大志を抱け」
で有名なあの人である。
教科書に載るぐらいだし、
きっとものすごい像なのだろう。
私は期待を胸に見に行った。
だが行ってみたら、
ただのおっさんが
突っ立っているだけだった。
あんな名言を残したのだから、
全長35メートルぐらいはあって、
ゴジラとも戦えるぐらいの
ものだと思っていた。
こんな小さくまとまってまっていいのか?
それで終わりでいいのか?
もっとビッグになれよ!
大志を抱け!
軽くクラークに説教してから
宿へと戻った。
ちなみに私は大志を持っている。
北海道で海鮮丼を食べるという
大いなる志が。