だいたい日刊 覇権村

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京都旅行記 その4 ホテルのサービス

 

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我々はホテルに着いた。

先日書いた通り、

アメニティバイキングは、

嬉しいサービスだった。

もちろん良かったのは、

それだけではない。

 

ロビーもとても綺麗だった。


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ここでジェンガをやったら、

怒られるだろうか。

 

ちなみにこの脇にある自動販売機、

いつも私が通りがかると

アンパンマンのテーマが流れ始める。

客の精神年齢を的確に見抜く

機能があるのだろう。

 

室内はさらに素晴らしかった。

見てほしい、この部屋を。


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間接照明が完備され、

布団もフカフカだった。

何も言うことはない。

 

気になるのはルームサービスだ。

この写真を見てほしい。


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とりわけ、この部分である。f:id:buddha01:20201126234755j:image

 

そう、このペンとメモを使えば、

ダイイング・メッセージを残せるのだ。

 

名探偵コナン金田一少年

見ていればわかる通り、

世界は密室殺人に溢れている。

 

旅先で見知らぬホテルに

泊まろうものなら、

密室殺人で殺されても、

それが映画化されても

おかしくはない。

 

きっとこのホテルでも500人ぐらいは

密室殺人で死んでいるはずだ。

 

だが、そんな時でも

ダイイング・メッセージを残せば、

名探偵が真犯人を見つけてくれるだろう。

 

こうしたサービスは、

お客様の遺族の声や、

成仏できないお客様の要望を受けて、

できたものだと思われる。

 

また、扉には何色かの

ステッカーが貼られていた。


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これらのどれを貼るかで、

どこまでクリーニングしてもらうかを、

決めることができる。

 

例えば、ゴミ箱だけ

綺麗にしてもらいたい時、

布団まで掃除してもらいたい時、

人には言えないものを処分したい時、

等々である。

 

また、ホテルの人にも

見せられないものを処分する時は、

赤いステッカーをドアに貼っておく。

 

すると、暗黙の了解で、

お互い何も見なかったし聞かなかった、

という体で接してくれる。

 

先ほどとは逆の立場になった時に、

有効なサービスだ。

 

あと、部屋には電話機もついている。

急に寂しくなった時はかけてみよう。

きっと、ホテルの人が悩みを

聞いてくれたり、カウンセラーを

紹介したりしてくれるはずだ。

 

揺りかごから墓場まで。

お客様のどんなニーズにも応える。

それが現代のホテルなのだ。

 

 

 

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