お花見。
まだまだ先の話である。
だが、何事も早めに済ませることで
有名な私は、もうこの時期から
お花見に動き出す。
ちなみに私がいかに行動が早いかは、
こちらの記事を参照して欲しい。
とはいえ、さすがにまだ桜は早すぎる。
なので梅で妥協しよう。
梅を見て花見をしたことにしよう。
私は都内で梅の見所を探した。
すると見つかったのは、
向島(むこうじま)百花園だ。
みんなは向島百花園を知っているだろうか?
あの向こうの方にあるやつだ。
向こうの方に見えたので行ってきた。
スタンプもあったので、
ここに来たという証を
その身に刻んだ。
百花園はさすが梅の名所だけあって、
多くの梅が咲き誇っていた。
種類もたくさんあり、
様々な名がついていた。
私が気になったのは、
「ろうばい」という種類の梅だ。
いつも狼狽している私としては、
同胞意識を感じずにはいられない。
あと、梅の他に竹もあった。
あの張り合ってくる梅を
いつも返り討ちにしているあいつである。
だが、ここでは様子が違った。
兵糧攻めに遭う竹。
梅に包囲され、補給路を断たれ、
こんな細くなってしまっている。
ちなみに松は姿すら見あたらなかった。
おそらく滅ばされた後だろう。
百花園はさすが百花園というだけあって、
梅の他にもたくさんの花が咲いていた。
例えば萩だ。
この満開の萩トンネルを見て欲しい。
萩はとてもシャイな花なので、
カメラを向けるとすぐに隠れてしまう。
その結果、写真を撮ると
このように何も写らない。
逆心霊写真である。
萩の本当の姿を見たい方は、
是非向島百花園へ行ってみてほしい。
それはあなたの向こうの方にある。