最近、なぜか新社会人のマナーについて、
よく聞く。
こうしたマナーをどうやったら、
身につけさせることができるか、
もしくは身につけることができるか、
そんなことが議論されている。
それでは新社会人のマナーとは、
具体的にどのようなものだろうか？
今日はそれを考えてみよう。
・休む
体調が悪い日に休まないのはマナー違反だ。
風邪を皆に移す危険性があるし、
仕事の能率も下がる。
体に異変を感じたり、
「なんか今日やる気出ねぇ」
と感じたら、遠慮なく休もう。
これが社会人の常識だ。
・シエスタ
シエスタを行わないのもマナー違反だ。
シエスタとは、昼寝のこと。
ヨーロッパのいくつかの先進国では、
積極的に取り入れられている。
シエスタをしなければ、
とてもじゃないがグローバル社会を
生き残ることはできない。
眠気を感じたら即座にシエスタをしよう。
それがデキるビジネスマンだと思う。
・飲み会に行かない
行きたくない飲み会に行くのはマナー違反だ。
無理に行ってもおいしい酒は飲めないし、
楽しくもないだろう。
そうすれば周りの人だって、
良い気分にはならないはずだ。
だが、時に飲み会を強制してくる
バルバロイもいる。
そういう時は、喪服を着ていくのが良い。
そして
「今日ちょっと用事があるんで・・・」
と言えば、深くつっこまれることはない。
その後は浮いたお金で、
思う存分ディナーを楽しもう。
飲み会1回分のお金を出せば、
最高級のうなぎだって、
おしゃれなイタリアンだって食べれるし、
サイゼリヤに行けば豪族のような
贅沢ができるだろう。
・ほうれんそう
よく言われている通り、
ほうれんそうはとても大事だ。
ほうれん草には、鉄分やβカロチンが
豊富に含まれており、
貧血やガン予防にとても良く効く。
仕事をする上で必須のアイテムだ。
ただし注意すべきこともある。
ほうれん草には、シュウ酸も多く含まれており、
食べ過ぎると尿道結石のリスクがある。
実際、よく「ホウ・レン・ソウ」などと、
意味不明なイントネーションで
ほうれん草を強調していた人が、
尿道結石で入院した。
ほうれん草摂りすぎると、
本当に尿道結石になるんだなぁ、
としみじみと感じた。
このように様々なマナーを見てきたが、
実際に試してみると、
とても悲惨な事になる可能性もある。
これとは異なるマナーも存在するからだ。
だが、よく注意してみよう。
耳に入ってくるマナーは、
人によってそれぞれまるで違っている。
どれが合っているのかは、
いくら見てもよくわからない。
そしてそれがもたらす効果も不明だ。
中には、
「これは村の掟だ。
出来た理由は謎だが、
破れば災いが訪れるだろう・・・」
レベルの物もよくある。
ゆえに場所が変われば、
マナーも全く変わる。
マナーに唯一絶対の正解は
無いのかもしれない。
ただ、そうであるからこそ、
自分の村でのみ通じるマナーを
他人に押しつけることが、
一番のマナー違反ではないだろうか。
