だいたい日刊 覇権村

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映画 テネットを観てきた

映画 テネットを観てきた。

みんなは観たことあるだろうか、テネット?

かなり難解な映画との評判だ。

 

実際、観てみると、かなり難しかった。

だが、全体の3%程度は完璧に理解した。

今日は私の解説を挟みながら、

感想を書いていこうと思う。

 

まず、主人公について話そう。

主人公の名は、

 

えっと、主人公の名は・・・

 

主人公の名は・・・

 

・・・(ウィキペディアで調べる)

 

あっ、良かった!

主人公の名前、

映画で一度も出てきてない!

 

忘れたんじゃなくて、

そもそも知らなかっただけだ。

私は若年性痴呆症ではなかった。

 

そう、主人公の名前すら明かされない。

不思議な映画である。

 

いつ自己紹介してくれるのかなと、

ドキドキしていたのだが、

結局名前すら知り合うことなく

お別れとなった。

 

主人公はCIAを超える

上位の情報機関で働いているので、

名前すら秘密なのだ。

 

 

続いてストーリーをお話しよう。

 

エントロピーの減少」

 

が映画のテーマだった。

 

皆さんはエントロピーを知っているだろうか?

私は知らん。

 

要するに核とか、マンハッタン計画とか、

オッペンハイマーとか、あのへんだ。

 

核とかああいう系のが爆発すると、

エントロピーが減少するらしい。

 

すると、時間が逆行するそうだ。

核って便利だね。

 

時間が逆行すると、どうなるか?

作中では未来人から、

贈り物が届いたりしていた。

 

他にも、銃で撃った弾が

みるみる内に銃に戻ったり、

容器に入れた水が出てきたり。

 

そう言えばこの前の夜、

飲み屋の前でおじさんが

苦しそうに酒をリバースしていたが、

きっとエントロピーが減少したんだと思う。

 

世界が破滅しそうなのを、

エントロピーパワーで防げ。 

要するにそういうことだ。

 

 

作中では、

 

「無知こそが武器」

 

という言葉が繰り返される。

 

敵は未来からもやってくるので、

余計なことを知っていると、

先回りして攻撃されることがある。

 

なので、何も知らなければ、

そうしたことを防げるのだ。

 

私も何かわからないことがあったら、

この言葉を告げて煙に巻きたい。

 

 

主人公には合言葉が与えられる。

両手をクロスして、

 

「テネット!」

 

と言うのがそれだ。

 

ただし、それは重い意味を持つので、

みだりに口に出してはいけない、

と念押しされていた。

 

もう一度言おう。

 

「テネット!!」

 

テネットが何なのかは、

よくわからん。

まぁ、重要なものなのだろう。

 

 

物語の大筋としては、

名前すらよくわからん主人公が、

よくわからん事件に巻き込まれ、

よくわからん上司に

よくわからん曖昧な指示を与えられ、

よくわからなくなりながら、

よくわからん敵による

よくわからん攻撃を避け、

よくわからんミッションを達成するというものだ。

 

主人公が終始混乱していて、

とにかく辛そうだった。

 

曖昧な指示する上司ほんと無理。

普段仕事でそう思ってる

多くの日本人の共感を誘う話だ。

 

では彼がそこまでして

守りたかった物は何なのか?

一体どのようにして、

それを実行しようとしたのか?

 

それらを説明するのには、

たった一言記せば十分。

 

「無知は力だ」

 

 

 

 

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