今日はコンビニでアイスを買ったら、
店員がプラスチックスプーンを
3本もつけてくれた。
一体どんなアイスの食べ方を
想定しているのだろうか。
そんなにアイス食べるのが
下手そうに見えたのだろうか。
確かに小銭出すのを
手間取ってしまったので、
不器用そうに見えたかもしれない。
そういえば、
3本のスプーンというと、
毛利元就公を思い出す。
彼は3人の息子を呼び出すと、
こう言った。
「1本のスプーンでは
アイスを食べる時に
すぐ折れてしまう。
しかし、3本重ねて食べれば、
トルコ風アイスだって余裕」
確かそういう話だったと記憶している。
おそらくファミマの店員は、
元就公のようなメンタリティで
私に警句を発しているのだ。
この意味はかなり深い。
私はこの意味を考えながら、
アイスを開け、
プラスチックスプーンは使わず、
家にあった金属スプーンで食べた。
おいしかった。
プラスチックスプーンはどこかへ行った。