だいたい日刊 覇権村

実益のないことしか書かない 毎日21時更新予定

豆まきを考える

今日は節分だ。
正直すっかり忘れていた。
だが、帰りに友人と節分の話になって、
それを思い出した。

 

友人 「今日そういえば節分だなー」
私 「あ、ほんとだ。気づかなかった」
友 「ぶっだは豆まきする?
鬼は外ーって」
私 「うーん、どこに撒こうかな。
まく場所がない」
友 「じゃあぶっだに投げつけよう」
私 「鬼なのは貴様の方だ」

 

その後、友人と別れて帰宅した。
帰ってからはずっと、
豆まきと「鬼は外」の
意味するところを考えていた。

 

鬼とは一体何なのだろうか?
まず、外から入ってこようとする
泥棒や強盗のことではないだろう。
それならば豆よりも
ショットガンを撃ち込む方が早い。
鬼とは、物理的なものではなく、
もっと精神的な事柄を
暗喩しているに違いない。

 

では、鬼とは何だろう?
・・・人間の心の内に潜む悪。
きっとそれが鬼なのだ。
ならば豆は体内に向けて発射する他ない。

そう結論した私は蒸し大豆を食べた。
久しぶりの蒸し大豆はおいしかった。
だが、どうも節分を実践した気にならない。
鬼を退治できたとは到底思えなかった。

 

そこで私は納豆を食べた。
この腐りきった豆ならば、
心の内の鬼を殺すこともできよう。
毒を以て毒を制するのだ。
私は心を鬼にして、
心の内の鬼を殺した。
これで節分は完了だ。

 

いや、待て。
鬼のことばかり考えていて、
福のことを考えていなかった。

福は内はどうすればいいだろうか?

ま、福井ニュースでも見とけばいいだろ。
これで今度こそ節分は完了だ。

 

P.S
福井県は県内から県外へ脱走する者の
増加率が、全国最多とのことだった。
滅亡の日は近い。
福は外である。
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1022199