前回のつづき
餃子を食べた後、市内を
ふらついていると、
面白い公園を見つけた。
その名も、
「宇都宮城址公園」
なんて読むんだろ・・・
ウトキュージョーシ公園かな。
変なセミの鳴き声みたいだ。
ここは見ての通り、
元々城だったところを
公園化したものらしい。
その証拠に、
ちゃんと堀もある。
突入路はここ。
戦時にはこの橋は落とされる。
内部はこんな感じになっている。
これは何だろうか。
疑似合わせ鏡みたいだ。
こちらの立派な建物には、
隣に説明書きがあった。
それによれば、
「これは天守閣の役割を
果たしていたのではないか」
とある。
多分、反語だろう。
果たしていたのではないか。
いや、ない。
漢文のテストだったらそう来る。
実際、犬の散歩をしている
おじさんとかに
やすやすと侵入されているのだから、
城としての機能はないだろう。
小学生の時にこういう絵を
描いたことがある。
また、園内はドローンの飛行が
禁止されている。
たしかに、この城はドローンの
攻撃には対応していなさそうだ。
あと、城内部の展示コーナーでは、
注意書きがあった。
室内に鳩が入り込んでいるので、
天井からのフンに注意とのこと。
鳩にすら侵入を許されているのか。
もはや城としてのアイデンティティは
かけらもない。
城を見た後は、
ホテルへ戻った。
夕飯は、
宇都宮らしいものを食べよう!
と、思った。
そう思っていた。
しかし、買ってきたのは、
寿司。
なんてこった。
栃木県に海はないのに・・・
いや、半額になっていたんだ。
これは仕方がない。
1つ気になったことがある。
寿司を買った店でも駅でも、
わけのわからない魚が
たくさんいた。
どうやら子どもたちに
強制的に描かせているようだ。
海がないコンプレックスを
爆発させてしまったのだろうか。
これだから栃木はダメなんだ。
それに比べ、東京には立派な海がある。
大腸菌100倍の誰も泳げない海が。
是非、栃木県民は東京に
一度来てみてほしい。
そして知ってほしい。
海を汚染するよりかは、
海がない方がよっぽど良いんだ。
つづく
過去記事一覧